こんにちは!
買ったばかりの卵を茹でてみたら、
殻がうまく剥けなくて苦労したことはありませんか?
古い卵を茹でた場合は、うまく殻が剥けるんですよ。
でも、買いたての新しい卵を茹でると、
殻を剥く時にどうしてもボロボロになってしまう。
だけども、新鮮な卵の、ゆで卵が食べたいんだ!
・・・色々な方法を試して、たどり着きました。
以下の方法を、一度試してくださいませ。
そして、うまく殻が剥けたら、
下記の保存方法もお試しくださいませ。
卵の茹で方 &保存方法
道具と材料
・鍋(←できればサイズは大きめが良いです)
・卵の穴あけ器(←100均ショップなどで売っています)
・卵(←買いたての、新鮮な卵。 冷蔵庫に入れて、しっかり冷やしておく)
・水
①鍋に、たっぷりのお湯を沸かす。
(※たっぷり沸かすのは、卵を入れた時に、
湯の温度が下がりにくくするためです。)
②冷蔵庫から出したての冷えた卵を、
穴あけ器で穴を開けてから、グラグラ煮たっている湯に入れていく。
(※穴は、卵の丸い方(尖っていない方)に開ける。
穴は、確実に開けて下さい。
穴がしっかり開いた卵を湯に入れると、
穴から空気が勢いよくポコポコ出ます。)
③鍋にフタをして、弱火で6~7分茹でる。
(※卵の大きさにもよりますが、6分は、黄身がトロトロ。
7分は、黄身が半熟。)
④火を止めて、湯を捨てて、水で卵を冷やす。
(※水は3回くらい換えて、しっかり卵を冷やす。)
⑤卵を冷やしている間に、
ビニール袋(または保存容器)に、保存用の塩水を用意する。
(※塩の濃度は、保存したい期間によって調整してください。
私の場合いつも、
100㏄の水に対して粗塩小さじ2分の1弱の濃度です。
卵は1週間くらいで食べきります。)
⑥卵が冷えたら、殻を剥く。
(※卵全体にヒビを入れてから、水につけながら剥くと、
剥きやすい。)
→殻を剥いた順に、⑤の塩水に入れていく。
⑦冷蔵庫に入れて保存する。
(※卵を入れたビニール袋は、
できるだけ空気を抜いた方がよいでしょう。)
↑私はいつも、こんな感じで保存します。
(※ビニール袋が破れて塩水が漏れないように、ご注意ください。
ビニール袋を二重にしたり、更に容器に入れると良いですよ。)
サラダに加えたり、煮卵にしたり、
カレーライスのトッピングにしたり、
とっても便利です♪
卵の栄養や、効果効能について
ご存知の通り、卵は完全食品と言われています。
完全食品とは、
「人間が健康的に生命を維持していく上で必要とされる栄養素を
ほぼ全部含んでいる単独の食品」
のことです。
そんな卵の栄養や効果・効能などについて、
ざざっとまとめてみました。
・良質なタンパク質を豊富に含む
(消化吸収が良く、疲労やストレスの解消、筋肉の強化に効果的。
また、タンパク質を摂ると、食欲を抑えるレプチンなどの成分が
分泌されやすくなり、ダイエットに有効。)
・必須アミノ酸をバランスよく含んでいる
(アミノ酸はコラーゲンの素にもなるので、アンチエイジングに有効)
・レシチンを多く含む(卵黄)
(レシチンには強い乳化作用があるため、
血液中の余分なコレステロールを引き付け
血管の中を掃除し、動脈硬化の予防・改善に有効。
また、血栓を溶かしたり、脂質の代謝を促して
肥満を予防する効果あり。
更に、レシチンは神経伝達物質の「アセチルコリン」を生成するため、
記憶力・学習能力の向上、アルツハイマー病の予防などにも
効果があると言われている。
老化防止し、肌を美しく保つ、などの効果もある。)
・ルテインを含む(卵黄)
(ルテインはカロチノイドの一種であり、
人体では網膜の中心部(黄斑)に多く存在する。
紫外線などの、眼球に入ってくる有害な光線を吸収したり、
活性酸素による網膜の変性を抑制する作用を持つ。→目の老化防止。
また、ルテインの抗酸化作用により、肌の老化を予防できる。)
・ビオチンを含む(卵黄)
(ビタミンの一種であるビオチンは、
炭水化物・脂質・タンパク質の分解や合成に関わる成分で、
健康な細胞を作り、皮膚などの再生を高めると言われている。)
・リゾチチウムを含む(卵白)
(リゾチウムは風邪薬にも使われている成分で、殺菌作用がある。
→免疫力の向上に有効。)
・ビタミンA、B群、E、D、葉酸、亜鉛、鉄、リン、
マグネシウム、カルシウム、などを含む
・メチオニンを含む
(メチオニンは肝臓でアルコールを分解するときに必要な成分。
→二日酔い防止。)
などなど
↑
上記のように、卵には様々な栄養・効能がありますので、
たくさん茹でて保存しておき、毎日1個は食べたいですね!
卵にはビタミンCと食物繊維は含まれていませんので、
他の食品から採らなければなりません。
他の食物とも組み合わせて、
バランスの良い食事ができると良いですね♪
では、今回はこれまでです。
お付き合い頂き、ありがとうございました。